会社概要
商号 | リーダース株式会社 |
会社設立 | 平成18年10月23日 |
資本金 | 5,000,000円 |
代表取締役 | 西川 尚文 Nishikawa Naofumi |
所在地 | 〒272-0813 千葉県市川市中山1-4-19 |
TEL | 047-302-3036 |
FAX | 047-302-3037 |
Eメール | leaders@tbz.t-com.ne.jp |
事業内容 |
人材育成・能力開発などの研修、指導 総合指導者ネットワークおよび指導者派遣 会員制スクール事業 講演会、セミナーの企画、実施 教材、出版物などの企画、制作、販売 |
得意分野 | 1人の可能性を最大限引き出し、組織全体の力にすること。 |
経営理念 | 人を活かす人を創る |
行動理念 | 1.心を動かす戦いを挑む 2.約束を守る 3.確かな知識と技術を持ち、貪欲に勉強する 4.一切の妥協をせず、徹底する 5.必ず結果を出す |
リーダース株式会社のご案内(1.8MB)
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代表取締役 略歴
1966年 兵庫県姫路市生まれ、体育会系の人材教育コンサルタント。
1988年、神戸学院大学卒業後、セントラルスポーツ株式会社(東京都中央区)入社。
芦屋、市川のスポーツクラブで、水泳やスクーバダイビングの指導員として従事。
本社に異動後、指導者育成の研修業務を担当しながら、国内外に5,000回に及ぶダイビング引率経験を重ねる。
また、独創的な発想で手がけるイベントが、圧倒的な集客をほこった。
2003年3月退職後より企業の人材教育に携わり、2006年10月、リーダース株式会社を設立。
(財)日本体育協会公認指導者、千葉県指導者評議会会員。日本拓道会空手道連盟顧問。
代表取締役インタビュー記事より
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中学生の頃のお話を聞かせてください。夢中になったこと、大変な状況を乗り越えたこと、
頑張った結果何か成果が得られたことなど、自由にお話下さい。 また、中学生の過ごし方や経験が
その後のステップ(高校選びなど)にどう影響したかも教えてください。
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幼い頃からずっとスポーツを続けてきました。スポーツや部活動を通して今の自分という人間が形成されたと思っています。小学校までは野球や武道、そして中学からは水泳に打ち込んでいました。
中学では、人生において大きな影響を与えてもらった先生に出会います。とにかく何事においても「1位になれ」という方でした。実際に先生の指導のもと、クラス単位で、体育祭、文化祭、音楽コンクール、水泳大会、マラソン大会というすべての行事で1位になったのです。
クラス内に特別な才能がある人が揃っていたというわけではありません。しかしクラスの皆が「1位」という目標を持ち、それぞれが自分の役割を全うして、他のクラスとは比べ物にならないほど練習をしたからこその結果でした。
私はこの先生から「目標」を持つ大切さを学びました。
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高校生の頃のお話を聞かせてください。高校生の過ごし方や経験がその後のステップにどう影響したかも教えてください。
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高校に入って、未経験のバスケットボール部に入りました。理由は「モテること」です。中学で1番モテる部活動がバスケ部だったのです。この安易な選択が地獄をみることになりました。顧問の先生が驚くほど厳しい人だったからです。先生は国体に出場する現役のプレーヤーでもあり、自分自身を常に厳しい立場に置き、絶対に私たちに隙を見せない人でした。
先生はことあるごとに「魅力あるプレーヤーになれ」そして「自分に厳しく、他人に厳しく」と言い続けていました。人を惹きつけるまでのプレーヤーを目指し、自分を律し、妥協するな、努力しろということだったのでしょう。夢中で走り続けていただけで、深くは考えなかったのですが、卒業式を迎えた日に「魅力ある“人間”になれ」と言い換えた言葉を贈られたのです。言葉の意味に気づき、これからの目標が定まった瞬間でしたね。常に「魅力ある人間」という言葉をいつも意識し、目指しています。
この中高時代の2人の先生との出会いによって「指導者」に憧れをもったのでしょう、大学は教育学部ばかりを受験します。しかし、すべて不合格。唯一受けた経済学部に簡単に進学してしまいました。今でも学校の先生になりたかったという後悔があります。けれどこの想いは後に繋がっていくことになります。
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大学生の頃のお話を聞かせてください。大学生の過ごし方や経験がその後のステップにどう影響したかも教えてください。
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ずっとスポ根でしたから、反動で完全にはじけましたね、人を楽しませることが大好きなバイタリティ溢れる仲間たちに囲まれ、勉強はそっちのけで遊び最優先の毎日です。
一方で“親友”という存在ができたのもこの頃です。高校時代ともにプレーした仲間のひとりから一通の手紙がきました。同性からも異性からも人気があり、私にとっては、まさに「魅力ある人間」でした。そんな彼からの手紙に驚きつつ読んでみると、他愛のない話の最後に「いちばん遠くにいるいちばん近い親友へ」と書かれていました。告白を受けたみたいで衝撃的でした。この1番の親友ができたことが、大きな自信になり、遊び仲間にも本気で向き合ったことから、次々に本気の仲間ができました。今やかけがえのない財産です。
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仕事選びや会社選びのきっかけ、そのようなライフスタイル(生き方)をされているキッカケを教えてください。
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大学でたくさんのアルバイトを経験し、最後にスポーツクラブにたどり着きました。水泳やフィットネスなどを指導する仕事です。仕事を始めて数日経った頃、会員さんから「先生!」と呼ばれました。何気ないそのひと言でハッとしました。「自分は、先生になっているじゃないか」と。
受験に失敗し一度は諦めた「指導者」として働くことができていました。そのときは感無量で、涙をこらえる程でした。就職も決まりです。ここが自分の場所だって思っていましたから。
無事入社を果たしたスポーツクラブの運営会社では、配属先でマリンスポーツ担当としてスクーバダイビングの訓練を重ね、インストラクター資格を取得しました。ダイビングを始める初心者の方に講習を行い、器材を販売し、ツアーに引率する仕事です。
ダイビングはとても魅力的なスポーツですが、趣味として楽しむ立場と、教える立場とでは全く別です。講習では「もしこうなったら」と想定される危険の対処法を教えます。海の中は命に関わりますので1秒たりとも目が離せません。緊張感のある責任の重い仕事でした。
ツアーの引率では、沖縄をはじめ、パラオやモルディブ、ハワイやメキシコ、オーストリアやニューカレドニア、国内外のキレイな海にはだいたい潜りましたね。
海の中はそれぞれ特長があって楽しいのですが、それ以上に、価値観の異なる現地の人たちと力を合わせて海の素晴らしさを感じてもらう、そのプロセスが素晴らしい経験になりました。
2年後に本社ヘ異動し、インストラクターを養成したり、育成する立場になります。
研修業務を担当するにあたり、マーケティングの勉強を中心にビジネスセミナーなどに通いつめました。会社の外に出て刺激を受けるなかで「自分の可能性を信じたい」と思うようになり、「独立して起業しよう」と決心しました。
15年間有給すら使わずに走り続けた会社を3月末に退職し、4月1日に独立起業についての本を買ったことを覚えています。とんでもなく無計画。根拠の無い自信だけがありましたね。
案の定、具体的に何をしたいか、何から始めたらいいのかわからなかったため、不安をかき消すように人に会いました。知り合いのツテは尽き、気になった本の著者や新聞で話題の人に連絡を取って、ときにはアポなしで突撃して会ってもらいました。そんな日々のなか、一本の電話が入ります。「うちの社員に研修してもらえませんか?」フリーの研修講師としての第一歩です。
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現在取り組まれていることを教えてください。どんなことをする会社に勤めていて、その中でどんな仕事をしているかを中心に、仕事外の活動も含めてお話ください。
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人材教育コンサルティング会社の代表取締役を務めています。会社員時代ずっとインストラクターの育成を手がけてきた経験を活かして、今は様々な会社で研修をしています。例えば、介護施設の研修では、技術優先になると見失いがちな「心」の面について説きます。例えば「自分の親を入所させてもいいと思えるサービスができているか」など、自分自身に対して「本当にそれでいいの?」と問い続けることで、施設が本来あるべき姿を見失わないように指導させていただいています。
また、社内の問題点を正すこともします。社長本人が社員を厳しく責めてしまうと、社内に溝が生まれてしまいかねません。そこで外部の人間である私が社長と社員の間に入って悪者になりきり指摘するのです。体育会系のイメージが強い私だからこそできる役回りですね。
相手の要望に合わせて様々な研修をしますが、私のバックボーンを反映して、サービスマインドについてのご依頼が多いですね。一流のサービスで有名なテーマパークや動物園などを研究して、研修を作ります。資料を参考にすることがあっても、伝えるときは、そのサービスを実体験し、絶対に自分の言葉で、どうすれば聞き手に響くのかを考えながら取り組みます。
また、新規事業として「大人の部活」を運営しています。社会人たちに、学びや体験を通して生涯の趣味や仲間づくりをしてもらおうという試みです。これまでの指導者としての経験やネットワークをどんどんつぎ込んでいるところです。
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現在の取組み(仕事、仕事以外の活動、日常生活、その他ライフスタイル全般)をされる中で、面白い、充実していると思うのはどんな時ですか?
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「大人の部活」を通して出会った指導者の方々と夢を語り合っているときですね。40種目以上ある部活は、必ず目標をもたせます。
成長のスタイルもお任せしているのです。運営者である私と指導者で、会員が求める究極の形を自由な発想で追い求めているのです。
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今後実現したいことは?
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私の会社で働きたい、と言ってくれる優秀な人材を増やしたいですね。それこそが、私と私の会社が「魅力ある人間」、「魅力ある会社」になっているという証明だと思います。